Blog list 記事一覧
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ハイカカオチョコレートの選び方、カカオ70%と83%では何が変わる?
ハイカカオチョコレートを選ぶとき、「70%」や「83%」といった数字が気になりませんか。この数字はカカオの含有率を示していて、高ければ高いほどカカオ本来の風味が濃く感じられます。 カカオ70%のチョコレートは、苦みとほんのりした甘さのバランスが絶妙です。 初めてハイカカオに挑戦する方でも食べやすく、カカオの香りをしっかり楽しめるでしょう。 一方、83%になるとカカオの存在感が一気に増して、深い苦みと複雑な風味が広がります。甘さはぐっと控えめになり、カカオそのものの個性を味わう感覚に近くなります。 「最初は苦く感じたけれど、だんだんクセになる」という声をよく聞きます。 ハイカカオは一度...
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ガトーショコラでわかる、チョコレートの温度の哲学
ガトーショコラを語るとき、私たちが最も大切にしているのは「温度」です。 焼く温度、混ぜる温度、溶かす温度、この3つが少しでも狂うと、仕上がりはまったく別のものになります。 カカオは繊細です。高温では香りが飛び、低温では苦味が立つ。そのため、チョコレート生地を混ぜるときの温度管理は、まるで科学実験のような精度を求められます。 当店のクラシックガトーショコラは、ハイカカオチョコレートを贅沢に使用しています。カカオ含有量が70~83%と高いため、苦味の印象が強くなりがちですが、そこに前述の自家製バターとアローカナの卵を加えることで、角が取れたまろやかな味に整えています。 「苦いのに、優しい」...
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アマンドショコラの本質、ナッツとカカオの相性を科学する
人気の高い「アマンドショコラ」。見た目はシンプルですが、その奥には精密なバランスがあります。 ローストアーモンドをチョコレートで包むだけのように見えて、実はそこに「温度」「湿度」「糖の結晶化」という、繊細な工程が隠れています。 アーモンドをローストする温度が1、2℃違うだけで、ナッツの脂が出すぎてチョコがうまく絡まないこともあります。チョコレートをコーティングする際の温度が高すぎると艶が消え、低すぎると食感が重くなる。 つまり、アマンドショコラとは、ショコラティエの感覚の精度を試されるお菓子です。 私たちは、3種類のチョコレート——ミルク・ホワイト・ビターを、そ...
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素材の力がチョコレートの味を決める!塚原高原から生まれる一粒
「おいしいチョコレートの条件は何ですか?」と聞かれると、多くの人は「カカオの質」と答えます。 確かにそれは正しいですが、私たちはもう一つの答えを持っています。 それは素材の調和です。 チョコレートは、単なる甘いお菓子ではありません。カカオ、乳製品、糖分、そして空気や水分、その一つひとつの組み合わせで、風味や香りが劇的に変わります。 だからこそ、私たちはカカオの個性を最大限に引き出すため、地元・塚原の素材を積極的に使っています。 たとえば、竹内牧場の新鮮な牛乳から作る自家製バター。これは一般的なバターとは違い、低温でじっくりと撹拌し、乳の甘みを残す製法で仕上げます。このまろやかなコクが...
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アマンドショコラが女性の心を掴んで離さない、その理由とは?
カリッと心地よい音が響き、次の瞬間、香ばしいアーモンドの風味とチョコレートの優しい甘さが口いっぱいに広がる。 気がつけば、もう一粒、また一粒と、つい手が伸びてしまう…。 そんな魔法のような魅力を持つお菓子が、アマンドショコラです。数あるチョコレート菓子の中でも、特に女性から絶大な人気を誇るアマンドショコラ。 一体、その小さな一粒に、どんな秘密が隠されているのでしょうか。 その理由の一つは、間違いなく「食感の楽しさ」でしょう。丁寧にキャラメリゼされ、カリッと軽快に仕上げられたアーモンド。 それを優しく包み込む、なめらかなチョコレート。この異なる食感のコントラストが、食べる...
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ただ苦いだけじゃない!ハイカカオを取り入れたチョコレートの本当の魅力とは?
「ハイカカオチョコレート」と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。 「健康や美容に良さそうだけど、苦そう」 そんな声が聞こえてきそうです。もちろん、それも一つの側面ですが、実はハイカカオの世界はもっとずっと奥深く、果実味あふれる魅力に満ちています。 ハイカカオチョコレートは甘みと苦み、そして酸味を融合するのに適しています。 例えば、私たちのショコラづくりに欠かせない、ニホンミツバチの蜂蜜。これは西洋ミツバチに比べて採れる量がごくわずかで、里山の様々な花から蜜を集める「百花蜜」です。 この野趣あふれる優しい甘みが、ハイカカオの持つシャープな苦みや酸味と出会うと驚くほどまろやかで...
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